建築・デザインの分野で活躍中の「匠」にさまざまな視点から設計の明日を語っていただきます。
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自分ひとりではどうすることもできないこともたくさんの人が関わって実現します。

今でも「常に新鮮な気持ちでいること」を大切に仕事に励んでいます。

「常に新鮮な気持ちでいること」を大切に仕事に励みます

建築に興味を持ったきっかけは、高校生のころ、海外の雑誌で磯崎新さんの建築が紹介されていたのを見て

興味を持ちはじめました。そこから建築を学ぶようになって、バーナードチュミやレムコールハウスが影響を受けた

ロシアアバンギャルドの建築に興味を持ちました。

最初の仕事は、隈研吾さんのもとで、慰霊公園というプロジェクトの担当をしました。そして独立して最初の仕事は

デザイナーさんの住宅設計でした。今でも、「常に新鮮な気持ちでいること」を大切に仕事に励んでいます。

現在は商業施設、住宅、集合住宅等のプロジェクトと、”CLT”を使ったプロジェクトが進んでいます。

人々が楽しんでいる様子を見ると喜びを感じます

建物はたくさんの人が関わって実現するものです。自分ひとりのがんばりだけではどうすることも出来ないと

いうことが多いですし、デザインした建物を人々が楽しんでいる様子を見ると喜びを感じます。時に難しい注文を受ける

こともありますが、「検討してみます」と一旦引き受けて、無理かどうかを考えてから理由とともにお伝えするように

しています。これから家を建てる予定の方は、早い段階で出来るだけ多い情報を建築士さんと共有することを

オススメします。

今一番注目している工法は…

木造の高層化、木材の劣化防止、防火技術、また、ガラス・RC・鉄の断熱技術に注目しています。

他にも窓や建具のオンデマンド自由サイズ製作技術の実現と低価格化に期待しています。

建築家として社会問題を解決していきたい

これからは、設計段階でバーチャルリアリティが活用されると思います。

そのため、「もう少し天井高を下げても大丈夫だね」等、より感覚で判断しながら設計できるようになると思います。

そして、技術の発達でさらに複雑な建築が実現していくと思います。また、木材の防火技術やガラスの断熱技術の発達により

素材の短所が克服され、建築のデザインは変わり、都市の風景も更新されていくでしょう。

プロフィール

坂野由典建築設計事務所

代表 坂野由典

経歴
1969年 名古屋市生まれ
1996年 コロンビア大学大学院修了
1997年 隈研吾建築都市設計事務所入所
2001年 FLATHOUSE設立
2012年 法政大学デザイン工学部建築学科非常勤講師
2018年 坂野由典建築設計事務所に改称

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