稲荷町の家

新潟市のシモに建つ稲荷町の家。コンクリートによる1Fの基礎基壇とグリッド構成のプランによる2階の住環境とで成立する複合住宅である。1階は駐車を兼ねたオープンスペースであり、2階が主な生活空間になる。 2階には四畳半を3×4=12マス並べている。中央の4マスは自由の場であり、畳廊下として仕立てている。 畳の間は様々な生活風景を許容する多用途な空間である。家族の日常生活とは別に、友人との宴会、誕生会、ママ友会、子供たちみんなで宿題、工作会など非日常を瞬間的に楽しむ場でもある。日常生活を織り成す居心地の良い家族空間であると同時に、人々の営みや風情を反映する町の中の佇まいでもある。 中央の4マス(四畳半×4)の畳廊下を介して、それぞれ左右の空間へ渡る。中央の畳廊下には座卓を据え、これを中心に生活動線が確保される。個々の空間へ移動する時に必ず畳廊下を通る仕掛けとなっている。 住空間において限定された機能空間はあまりなく、水廻り程度に抑えている。畳廊下と左右の間とを両方に渡って生活動線が生まれ、機能を限定しない曖昧な生活領域が住まいに宿っている。


徳本賢洛

トクモト建築設計室
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025-271-7907
カテゴリ住宅(新築)
用途(場所) バス・トイレ,全景,階段・廊下,和室,玄関
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